NEWS

塩の選び方・楽しみ方

MINERAL STOREの願いはただ1つ。
「みなさんが運命の塩に出会えること」
そのためにも、塩の選び方・楽しみ方のコツをお伝えしたいと思います。
ただし、一概に「この塩が最高!」ということはできません。
なぜなら、例えばイライラしている時は本能的にマグネシウムを欲するのでにがりを多く含んだ塩が欲しくなったりするし、脂っこいものを食べる時はしょっぱさの強い塩(ナトリウム構成比の高い塩)が欲しくなったりするからです。
その時々によって、「最高の塩」は変化するものなので、特徴の違う塩をいくつか持っておいて、場面によって使い分けるのがおすすめです。

【塩の選び方】
▼まずは5種類揃えてみよう!
まずは、「赤身の肉や魚に合う塩」「白身の肉や魚に合う塩」「揚げ物や油脂に合う塩」「野菜やごはんに合う塩」「オールマイティな塩」などの用途ごとに5種類揃えるのことをおすすめします。

しょっぱさが強い×粒が大きい・・・赤身の肉や魚
しょっぱさが強い×粒が小さい・・・揚げ物や脂っこい料理
しょっぱさが弱い×粒が大きい・・・白身の肉や魚
しょっぱさが弱い×粒が小さい・・・野菜やごはん
しょっぱさがほどほど×粒が中くらい・・・オールマイティ

しょっぱさの強弱は、「食塩相当量」の多少で推察できます。
「食塩相当量」が多ければ多いほどしょっぱく、少なければ少ないほどしょっぱさは弱くなります。(※例外もあります)

▼結晶の形にもこだわると楽しい!
結晶の形は、「CATEGORY」にもあるとおり、下記のようにいろいろな種類があり、それによって食感も異なります。
食感は料理において重要なファクターなので、異なる塩をいくつか用意しておくと、さらに食卓がおいしく楽しいものになりますよ。

<さらっと溶けやすいもの>
粒の小さい立方体/凝集晶/パウダー/顆粒/岩塩以外の粉砕

<食感が楽しめるもの>
フレーク/トレミー/球状/岩塩の粉砕

【塩の楽しみ方】
▼まずは塩だけで
ドレッシングもソースも美味しいけれど、「ドレス=着飾る」調味料で、食材の味をマスキングしてしまいます。
まずはシンプルに塩だけで食材を味わってみませんか?
食材に隠れた風味までしっかり感じ取ることができます。

▼無塩か必要最低限の塩で調理し、食卓には添え塩を
調理の段階で濃い味をつけてしまうと、いろんな味で楽しめなくなるので、まずはごく薄味で料理を仕上げましょう。
食卓にいくつか塩やオイル、その他の調味料を用意しておき、食べる時につけかけしながら食べるのがおすすめ。
「こんなに塩で味が変わるの!」と驚くこと、そして会話が弾むこと間違いなしです。

なお、塩分をコントロールしたい人にこそ、この方法がおすすめです。
なぜなら、塩は溶けてしまうと塩かどが弱くなるため、無意識に量が増えがちになるから。料理を仕上げた後、食べる時に塩をふることで、直接舌に塩があたり、少量の塩でもしっかりしょっぱさや塩の効果を感じることができます。

楽しく選んで、食卓をより美味しく健康的に演出しましょう!